#広場恐怖症 1
今から17年前の夏、私は電車の中で突然『過呼吸』の症状に襲われました。
でも、その時は、過呼吸を知らなくて、ただひたすら『死ぬんじゃないか?私はここで死ぬの?』と、死の恐怖しかなくて、途中下車して救急車で運ばれました。
でも、運ばれた先の病院では、時期的に熱中症患者などでごった返していて、過呼吸の私には、紙の薬袋をテープで止められて寝かせられて終わり!でした。
処置室で寝ながら、特に説明もなく紙袋を口に当てた状態で放ったらかされて、『何?なんなの?私大丈夫なの?』と不安でいっぱいでした。
しばらく経って、お昼休みになったお医者さんがやって来て『もう大丈夫だと思うから帰っていいよ。精神科予約してく?』と。。。
えっ?(゚A゚;)今なんて?
精神科?????
詳しい説明もないままいきなり『精神科』と言われて、私はとにかく驚きと戸惑いしかなくて、とっさに『いえ、いいです。』と断ってしまいました。